高齢の親と連絡が取れないとき、何時間待つ?|離れて暮らす家族の判断ポイント
離れて暮らす高齢の親に電話をしても出ない。LINEやメールを送っても返事がない。
そんなとき、「買い物に出ているだけかもしれない」「もう少し待った方がいいのかな」と考える一方で、時間が経つほど心配になることがあります。
特に、札幌で一人暮らしをしている親御さんと遠く離れて暮らしている場合、すぐに自宅へ様子を見に行くことができません。
では、どのくらい連絡が取れなければ、安否確認を考えた方がよいのでしょうか。
「何時間なら大丈夫」という決まった基準はありません
高齢の親と連絡が取れない場合、「3時間なら大丈夫」「半日経ったら危険」という一律の基準があるわけではありません。
大切なのは、普段の生活や連絡の取り方と比べてどうなのかです。
毎朝必ず電話に出る親御さんが突然出なくなった場合と、普段から外出が多く数時間連絡が取れないことがある場合では、同じ3時間でも意味が違います。
時間だけではなく、「いつもと違うか」を一緒に考えることが重要です。
まず確認しておきたいこと
電話に出ないからといって、すぐに何か起きているとは限りません。
買い物や散歩に出ている、病院へ行っている、入浴中だった、スマートフォンを別の部屋に置いている、充電が切れているなど、さまざまな理由が考えられます。
時間を少し空けて電話をかけ直したり、LINEやメールなど別の方法でも連絡してみましょう。
近くに親族や知人がいる場合には、最近会っていないか確認する方法もあります。
普段と違う状況なら早めの確認を
一方で、いつも決まった時間に連絡が取れるのに今日は何度電話しても出ない、前日の会話で体調が悪そうだった、最近転倒したことがあるなど、気になる事情が重なっている場合があります。
その場合は「もう少し待とう」と時間だけで判断せず、状況に応じて早めに確認することも大切です。
ご家族自身が札幌まで行けない場合には、現地で直接確認する方法を検討することになります。
札幌市内なら訪問による安否確認という方法もあります
ライフの緊急安否確認サービスでは、札幌市内で一人暮らしをしている親御さんと急に連絡が取れなくなった場合などに、ご自宅を訪問して状況を確認します。
訪問後は、確認できた内容をご家族へ報告します。
「警察や救急へ相談する状況なのか判断できない」
「遠方にいるので自分ではすぐ確認に行けない」
「まず誰かに自宅の様子を確認してほしい」
そのような場合に利用できるサービスです。
緊急性が高い場合は119番・110番へ
安否確認サービスは、救急や警察に代わるものではありません。
命や身体に危険がある可能性が高い場合や、明らかな緊急事態が疑われる場合には、119番または110番への連絡を優先してください。
「いつもの時間に連絡が取れない」という心配と、「生命に危険がある可能性が高い」という状況は分けて考える必要があります。
普段から見守ることで「いつもとの違い」が分かりやすくなります
離れて暮らしていると、親御さんの日常生活を毎日確認することは難しいものです。
そこで、電話やメッセージだけでなく、必要に応じて定期訪問サービスを利用し、直接会う機会をつくる方法もあります。
普段の様子を継続して確認しておくことで、変化があったときの判断材料を増やすことができます。
連絡が取れなくなってから初めて考えるのではなく、元気なうちから「もし連絡が取れなくなったらどうするか」を家族で決めておくことも大切です。